Sweet moments ~甘いひと時~
彼女の甘い香りと、甘い声が麻痺させていく。
結局、自分もあの男と一緒だ。
ベットに押さえつけ力にモノを言わせて無理矢理彼女を抱いた。
あの男が触れた部分には、上書きするように何度も何度も痕を付けた。
時間も忘れ彼女を抱き潰した。
気づけば彼女は気を失うように意識を手放した。
いつ目が覚めるか分からない彼女を見て、3度目の溜息。
今更彼女に想いを伝えても遅いかもしれない。
だが、今度こそは逃がしはしない。
あの日の様に、なかった事にはさせない。
携帯を手に取り、ある人物に電話をかける。
「おはようございます、前園です。」