Sweet moments ~甘いひと時~
そっと触れるだけのキスをして、直ぐに離れていった。
「実は休みではあるのですが、、少し目をお通しておきたいものがありまして。舞華さんも午前中はゆっくり横になって身体を休めて下さい。お昼からは外へ出かけましょう。」
きっと昨日の事情があって下半身にあまり力が入らない事もお見通しなのだろう。
彼の好意に甘える事にして、横になった。
「はい、では少し横になっておきます。なので前園様はお仕事されて下さい。」
すると少し不機嫌そうな顔をした彼。
何かまずい事を言ってしまったのかと焦ってしまうと、彼は寝室のドアの前で振り返った。
『今日は〝蘭さん〟としてではなく、有村舞華さんと過ごしたいんです。、、なのでその呼び方を変えてくれると嬉しいのですが。、、、彰という名前もありますし。』
「あ、えっと、、お仕事頑張って下さい。前園さん、、?いや、彰さんっ、、、?」