Sweet moments ~甘いひと時~


勇気を出してそう呼んでみると、一瞬にして彼の表情が変わった。

「はい、ありがとうございます。では、ごゆっくり。」


そういって静かに出ていった。



心臓がバクバクと高鳴って、シーツを顔まで被った。

名前で呼んだだけであんな優しい表情を見せてくれるなんて、今日1日身がもたないかもしれない。




彼の香りが部屋中に充満していて緊張して、目を閉じても全然眠れない。

でもそれが何故かくすぐったくて、幸せな気持ちにさせた。

シーツに包まっていると、ノックが鳴った。



時計を見るともう2時間も経っていて、あっという間にお昼になっていて驚いた。
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