Sweet moments ~甘いひと時~
まさに誰もが理想とする男性像。
本当に誰もが魅了される振る舞いをする彼。
今まで恋人も居なかったことが、本当に信じられないくらいだ。
とても大事に扱われ、未だに慣れない。
真っ赤になりながら、片付けをしているとまた来客のベルが鳴った。
ドアの札はcloseにした筈なのに鳴る筈のないベルの音に疑問に思いながら顔を上げると、そこには品のある綺麗な女性が立って居た。
50代くらいのその女性の傍らには、屈強な男性が2人。
その目には敵意を感じた。
「いらっしゃいませ、、。申し訳ありません。今日はもう終わりまして。」
『それくらい分かっているわ。私がワザワザ足を運んだのよ?感謝して欲しいくらいだわ。その顔だと私が何者でこんな小さなケーキ屋に来た意味もわからないのでしょうねぇ?』
そう言って椅子に腰かけた。