Sweet moments ~甘いひと時~
そんな優しい間宮社長の声色が聞こえて、涙が出そうになった。
「はいっ、、!遅くなりました。お詫びにノンアルコールのカクテルを一杯、私にご馳走させて下さい。」
「なんだい?ウイスキーじゃ駄目なのかい?、、、これだけ待ったんだから一杯ぐらいいじゃろう?」
「いいえっ!いけません。間宮社長には健康で長生きして頂きたいんですっ!!!!!これだけは譲れませんっ、、、!」
真剣な目で見つめると、間宮社長は一瞬びっくりしたような顔をして、それから困ったように優しく笑った。
「、、、本当蘭ちゃんには敵わんな。じゃあ蘭ちゃんのオススメのカクテルをご馳走になるとしようかのぉ。」
「っ、、はい!」
いつもの優しい穏やかな間宮社長の顔に戻ってホッと胸を撫で下ろした。