Sweet moments ~甘いひと時~


真っ直ぐと見つめてくる熱い彼の視線から逃げ出そうと、力一杯体を後ろに引く。


「何を、、言ってるんですか、、?そんなの許されるわけないじゃないですかっ、、!?は、離して下さいっ、、!!」

握られた手首が熱い。
更に強まる力。



『絶対に離しません。もう、2度と。』


こんな大勢の前で彼から投げられた甘くてそして力強い言葉。

「っ、、、!」


その言葉に胸が熱くなって、押さえ込んでいた感情がどんどん溢れていく。

「やっ、、離してっ、、!」

『間宮会長、、宜しいですね?』


完全に私を無視して彼が間宮社長にそう問いかけると、頷く姿が見えて目を見開く。


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