1%の甘さで
きゃー!こっち向いてくれた!!
「ふふふ、そうなんですね」
どんな表情でも良い、こっちを向いてくれるなら…なんて。
いきなり上機嫌になった私を変なものでも見るかのような視線で見つめてきたので照れてしまう。
そんな見つめられると照れちゃう!!
顔赤くなってないかな!?
「…変なやつ」
ぼそっと呟いた言葉はすぐ隣で歩いている私の耳に届いた。
「それって褒め言葉ですか?」
「褒め言葉として受け取れるんならそうしたら」
めんどくさくなったのか投げやりに言う優哉先輩に満面の笑みを向ける。
「はい!わかりました!」
ため息を一つこぼし、それ以降優哉先輩はなにも話さなかった。