脇役の存在になりたい・・・!?

______。「俺がSクラスの担任、二ツ木 唯斗だ。よろしく。教室に着いたら適当に自己紹介をしてくれ。」


『・・・分かりました。』


「なんだ?何か聞きたそうだな?」


真っ直ぐに聞かれるとは思わずジンは目を見開いた。

『・・・っえぇ、コホンッ貴方は私を羨望の眼や欲を含んだ眼で見ないのですね?』


「・・・?・・・あぁ、そういう事か。俺は全ての事に関して実力しかみていないからな…。嫌か?」


『!・・・フッ、まさか、嬉しいですよ…?今の所この学園に入って良かったと思ってます。・・・貴方は信用できそうだから・・・。』


「・・・!・・・そうか...。」


____________。


「・・・ここがSクラスの教室だ。少し待っててくれ。」


『分かりました。』


ガララッ


「・・・お前ら、席につけ...!今から転校生を紹介するぞ…。」


教室の後ろにいる俺と教室にいるリンと眼が合い「入って来い」と眼で合図された。


コツコツコツコツッ


ガララッ


『・・・失礼します。』


チラッ


ふむ、ここには余り実力を出したことがある奴は少ないんだな…?新しく入った人間に対しての警戒心が甘い。

そして、余り人を見抜くセンスも無いに等しいようだ。


「ジン、自己紹介をしてくれ」


『・・・はい。私はジン・ティーノと言います。そこそこ程度に宜しく御願いします。』


ザワザワザワッ


私が自己紹介した時の反応がいつも通りだな。

一つ目は私が名乗った家名について。
二つ目が私の容姿について。


私の容姿は髪の毛が白。瞳の色は薄めの灰色。
肌の色は陽の光に当たった事がないような透き通った色。


案外、目立たないようでいて集団の中にいると目立つ容姿をして居る。まぁ、勿論瞳の色は魔法で変えているけど...ね。

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