雨の後は、きっと虹がかかる
家に帰ってからは、自己嫌悪の嵐だった。
……あんなに心配してくれた人に対して失礼だ。
助けを断るのは変わらないけれど、他にももっとましな答え方があった。
あそこまで突っぱねる必要はなかった。
しかも最後なんて同情はいらないって。
あんなの誰でも傷付く。
……謝りたい。
今ほど雪村くんの電話番号を手に入れたいと思うことはない。
でも、電話番号なんて持っているってことが彼女達に知られたら何をされるか分からない。
よくよく考えると、彼はクラスの中で人気者なのだ。
そんな人が私の電話番号を持っているとなると、ますますいじめられる気がする。
……ああ、疲れた。
こんなに人と話したのは3、4ヵ月ぶりだ。
慣れないことをしたからか、まだ9時半なのにもう眠い。
寝ようかな、なんて考えているうちに私は眠ってしまった。