雨の後は、きっと虹がかかる
その代わり、中世の裁判みたいだと思った。
確かな知識を持たないクラスメイトと、自分の論理が正しいかのように吹き込む上村さん。
「やっぱりさー、久しぶりにこんな光景を見ると何も変わってないなって思わない?
あたしもあんたも。」
私の周りを回り始めた。それと一緒に肘打ちも加わる。
「人ってそんな短期間じゃ変われないもんねー」
その通りだと思う。
何一つ、変わってない。
変われたなんて思ってはいないけれど、周りは変わったんじゃないかと思っていたから。
このまま、卒業まで私はこういう役回りなのかもしれない。
「……ま、いつも通りにやるけど」
彼女が髪の毛を思いっきり掴んだ。
これが、いつもの合図。