年下御曹司は初恋の君を離さない

 そう自信がつくほど、彼は私に執着していた。そして、それは今も尚、未来も続いていく。
 重すぎる愛かもしれないが、上等である。

 すぐに不安になって恋に臆病な私には、こんなふうに強引な彼がいいのだと思う。
 端からみたら、『やめておけ!』と忠告されるかもしれないが、これが恋した弱みというヤツなのかもしれない。
 彼なら……私は、一生恋をし続ける。恋をしていきたい。ただ……彼の側にいたい。

 溢れかえる気持ちを抑えることができず、私は小さく呟いた。

「好き……」
「え?」
「好きなの……友紀ちゃんが、好き」
「っ」

 告白の返事をした私から、友紀ちゃんは慌てて離れて飛び上がった。
 突然ぬくもりが消え去ってしまい、不服な気持ちを抱きながら離れてしまった友紀ちゃんを見つめる。

 すると、彼は口を手で覆って視線を泳がせていた。それに、手で隠されていない頬は真っ赤に染まっている。
 驚いている私に視線を向けたあと、友紀ちゃんは唇を尖らせた。
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