翼の折れた鳥たちは
『きっとそれは、彼女がまだ迷っているんじゃないかって思ってしまいます。

星原葵さんお願いします。

僕に星原葵さんが歌で教えてくれたように、彼女に教えてあげてください。


人生は一度きりだってこと。

明日の保証なんて、どこにもないということを。

やりたいことを全力でやらなきゃ、後悔するってことを』


涙で視界が一気にぼやける。


『退院の日、朝から歌が降ってきました。

星原葵さんの歌は、起き抜けの俺の心に染みました。


最後の歌詞のところ、♪飛べなくったって 決して 諦めない気持ちでってトコで泣けてきました』

あぁ、ダメだ。嗚咽まで出てきてしまった。

< 281 / 290 >

この作品をシェア

pagetop