セカンド·ワールド_
「はっ」
つい笑っちゃう
これも全部筒抜けか
「うん、そうだよ」
「満点ですか、それはどうも」
「あーあ、可愛くなーい」
イラッ
早く次行こ
俺は男性試験官に次の会場を聞く
H棟の17番教室と答えてくれた
「ありがとうございます」
「いえいえ、健闘を祈るよ!」
俺は二人に背を向けドアを開けた
すると女性試験官が言った
「ねぇ、あんたがディメンになって最高階級の任務をこなせるようになったらさ、あんたの"生い立ち"を教えてあげる」
ーーーなんだって?
俺は振り返った
その時の女性試験官の顔つきはさっきまでのふざけた態度とはかけ離れたものだった
とても真剣な眼差しだった
「俺の、生い立ちを知ってるんですか」
「あぁ知ってるよ、その理由もその時教えるよ」
最高階級任務…通称SSS
その任務をこなせる者はほんのひと摘みの優秀なディメンだけ
どれほどの実力が必要かなんて計り知れない
「私ライデン・ミント、覚えておいてよね★」
ミントさんはまたふざけた態度に戻った
多分、いや、きっと
忘れない
「俺はセルノ、絶対この試験全部受かってディメンになって、SSSこなすようになってみせます」
「ふふっ、いいじゃーん」
「では、またその時にお会いしましょう」