明治蜜恋ロマン~御曹司は初心な新妻を溺愛する~
彼の愛の告白に胸がいっぱいになってしまい、思わず彼の着物を強くつかんでしまう。

すると、彼は私の唇を舌で割って入ってきて、口内を蹂躙し始めた。


「んんっ……」


どうしたらいいのかわからずなすがまま。

息が苦しくて離れようとしたものの、彼にそれを阻まれ何度も角度を変えての激しい口づけが続く。

やっと離してもらえたときには、肩で息をするほどになっていた。


「あや。一生大切にする。俺が守り続ける」
「行基さん……。うれし——」


そのあとの言葉は、彼の唇に吸い取られてしまった。

何度も何度も熱い抱擁を交わしたあと、彼は私を突然抱き上げ部屋へと向かう。


「行基さん、傷に障りますから下ろしてください」


恥ずかしさもあり懇願したものの「だめだ」と言われる。

部屋に入り障子をピシャリと閉めた彼は、畳の上に私を下ろして覆いかぶさってきた。


「あっ、ち、ちょっと待って……」


すぐに首筋に唇を押し付けられ、ひどく慌てる。
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