俺がこんなに好きなのは、お前だけ。
大志くんは、男の子の友だちと海とかプール、花火大会に行ったりするんだろうか。気になる。
もしも行ったとして、あのキラキラしたオーラをしていたらまた余計に人を集めてしまうんじゃないか?
海やプールではビキニのお姉さんに囲まれて、花火大会だって、浴衣を着た綺麗な女の人から逆ナンされたりして……。
でも大志くんがそんなのに引っかかるとは思えない。だけど万が一ということもあるし。夏だし。夏休みだし。ハメ外して……とか、あり得ない話じゃないよね?
想像しただけで心臓が痛くなってきた。
「ももか?どうしたの?」
「……なんでもない」
心配そうに顔を覗いてきた親友に笑顔を取り繕った。
好きな人が女の子に囲まれているところを想像したら気分悪くなってきました。なんてとてもじゃないけど言えない。
「あ、ねぇーねぇー!ももかたちー!」
遠くから声がかかる。
ふと顔をあげると、クラスメイトのひとりが私たちのことを呼んでいた。
結衣羽と顔を見合わせたあと、その子がいるグループまで歩いて行く。
「なに?」
「夏休み入ってすぐある花火大会さ、みんなで行かない?」
そこにいる人たちを見る。女子4人と、男子が4人。メンツはこの8人ってことだろうか?
「あー、私はパス。彼氏と行くんだ」
「そうなんだ!ももかはー?」
「えっ、私?」