ハツコイ
「志貴、柚のことよく覚えてたな。確かにあの時は俺の“彼女”だったけど、今は“婚約者”だから。」



さりげない琉偉の一言に、胸がドキドキする。




それにしても、年の離れた兄弟だったからか、昔も今も、二人は仲良しだということがよくわかる。




「そうなんだ、おめでと。兄をよろしくお願いします。」



「こ、こちらこそ、お願いします。」




そう返すと、志貴くんはニコッと微笑んだ。




笑った顔は、より琉偉の面影を感じる。




「そういえば志貴は?彼女できた?この前気になる子いるっつってたじゃん。」



突然琉偉が志貴くんの近況を尋ねた。



兄弟でそういう話、するんだあ。




「あれから付き合うことになって、もう一ヶ月経ったよ。」



琉偉の弟だもん、この容姿なら当然モテるんだろうな。



すると…




「あのさ、琉偉兄たちっていつエッチした?」




「………………!!!!!?」




志貴くんの突然の超どストレートな質問に、私も琉偉も赤面して固まった。

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