ハツコイ
いつもそんなこと聞かないのに、改めて聞かれるとどうしていいかわからない。
「柚…こっち向いて…」
狭いベッドの中で寝返りを打つ。
目の前には、琉偉のキレイな顔。
ゆっくりと目を閉じると、優しく唇を重ねてくれた。
「…あ〜、一人暮らしの方の家だったら、このまま襲っちゃうのになー。」
「もうっ、琉偉っ!!」
…なんて言いながらも、私もちょっぴり残念、なんて思っていることにびっくりした。
だけど、こうしてただ抱きしめあって眠る時間も、たまにはあっていいのかも。
琉偉の温もりを感じながら、私はいつの間にか眠ってしまった。