ハツコイ
翌日。



朝早く琉偉の家を出て、一駅分車を走らせた。




そして到着した、私の実家。



「ただいまー。」




玄関を開けると、すぐそこにお母さ…




「ちょっと、お母さん!!」



「あらぁ、柚奈ちゃん、おかえりなさい♪」




「柚奈、久しぶりだなぁ!」





朝から玄関でイチャついているこの二人こそが、私の両親。




れっきとした純日本人だけれど、二人とも帰国子女。




海外気質が身についているのか、昔から過度なスキンシップは日常茶飯事だったけれど…。




琉偉とこういう仲になってからは、うちの親はなんてことしてるんだろう…なんて思った程だ。





「お久しぶりです。安座間です。」



ネクタイを締めた琉偉が爽やかに挨拶。



それだけでもキュンとしちゃう。





「琉偉くん!?まー懐かしい!パパ、琉偉くんよ!!」



「おお!なんだお前たち、付き合ってるのか?」




「うん。そうなんだけど…とりあえず、中入らせてくれないかな。」




いつまで玄関で立ち話しなきゃいけないのってくらい、両親のラブラブ光線がまぶしい。


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