秘密の約束。
「睦月くんがここに来た時、ひどく怯えていたの。誰が近づいても絶対3歩は後ずさりしていた。」

先生は紅茶を一口飲んで笑った。

「睦月くんのこんな話だったらいっぱい話せるけど、聞きたい?」

あたしは頷いた。謎だらけの睦月の過去が明らかになる────


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