アッファシナンテ

遼「もう少しさ、周りよりも
自分の事考えた方がいいんじゃない?」

花恋「あなたの言う通りね。
私は悩みがないのかもしれない。
あったとしても、それは
小さな悩みばかりよ。
だったら、他の人の心配をする方が
退屈しないじゃない。
考えても分からない事を考えるよりも
人を思いやる方が私はずっと楽しいわ。」

遼「とりあえず今日は帰ったら?
これから、別の客来るからさ。」

花恋「分かりましたわ。」

花恋がいつも通り電話をかけると
いつもよりも早く執事が現れる。

花恋が帰ってからはいつも通りの
時間が過ぎ、営業時間が終わった
俺は電話をかけた。
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