アッファシナンテ

花恋「そろそろ自覚して。」

光「自覚?」

花恋「あなたはこの屋敷の主なのよ。
今日の食事会の事は全て
シェフに任せてあるの。
あなたがグラスにシャンパンを
ついだ事を知ったら
シェフはどう思うかしら?
あなたはもう執事ではないのよ。」

光「ごめん。」

花恋「責めている訳では無いの。
とても素晴らしい事よ。
だけど、あなたはそろそろ
藤堂家の主としての自覚を
持つべきよ。」

光「うん、そうだよな。
でも...」

ーガチャ
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