four seasons〜僕らの日々〜
「あっ…このままじゃ風邪引いちゃうかな?」
蓮の寝顔に見とれていた美桜は我に返り、自分の着ているブレザーをそっと蓮の体にかけた。毛布になるようなものはこれしかない。
「やっぱり小さいよね〜」
蓮の体にかけてある美桜のブレザーは、蓮の着ているものよりずっと小さい。
廊下を並んで歩いている時も、蓮との身長差にドキッとしてしまう。蓮は百七十二センチらしい。十八センチも差がある。
ふわりと春風にカーテンが揺れる。心地よい部屋の温度に、蓮の寝顔を見ていた美桜も眠くなってきた。
何度もあくびを繰り返す。蓮の起きる気配はない。
「蓮く〜ん…。起きてよ〜」
耳元でささやいてみるが、蓮は起きない。美桜はため息をつくと同時に、少し安心した。
蓮の貴重な寝顔を好きなだけ見ることができる。きっとこの寝顔を知っているのは、美桜だけだろう。そう思うと幸せだ。
「これが当たり前だったらいいのに……」
付き合っているわけでもないのに、なぜかずっと先のことーーー美桜が望む未来を想像してしまった。
蓮の寝顔に見とれていた美桜は我に返り、自分の着ているブレザーをそっと蓮の体にかけた。毛布になるようなものはこれしかない。
「やっぱり小さいよね〜」
蓮の体にかけてある美桜のブレザーは、蓮の着ているものよりずっと小さい。
廊下を並んで歩いている時も、蓮との身長差にドキッとしてしまう。蓮は百七十二センチらしい。十八センチも差がある。
ふわりと春風にカーテンが揺れる。心地よい部屋の温度に、蓮の寝顔を見ていた美桜も眠くなってきた。
何度もあくびを繰り返す。蓮の起きる気配はない。
「蓮く〜ん…。起きてよ〜」
耳元でささやいてみるが、蓮は起きない。美桜はため息をつくと同時に、少し安心した。
蓮の貴重な寝顔を好きなだけ見ることができる。きっとこの寝顔を知っているのは、美桜だけだろう。そう思うと幸せだ。
「これが当たり前だったらいいのに……」
付き合っているわけでもないのに、なぜかずっと先のことーーー美桜が望む未来を想像してしまった。