カボチャの馬車は、途中下車不可!?
——彼は、どうだっただろう?
ひんやりとした何かが唐突に胸をかすめ。
手の動きが、段々のろくなっていく。
昨夜は……彼のくれる快感を受け取ることに精一杯で。
されるがままだったけど。
彼は、ちゃんと満足してくれた?
私、何年もそういうコトしてなかったし……経験豊富な彼なら、すぐ気づいただろうな。
今まで一緒に過ごした女性たちと比べて……どうだっただろう?
やっぱり、お肌のハリとか抱き心地とか、20代の子とは違うかもしれない。
物足らなかったり……してないかな。
つまんないって、呆れてたらどうしよう——
「もう、それだけ洗えば十分じゃない?」
突然水が止まって、ハッと顔を上げると。
蛇口に手を伸ばしたライアンが不思議そうに私を見ていて、ビクッと体が強張った。
う。上半身、ハダカとかっ。まぶしすぎっ!
目のやり場に困るんだってば……。
「おお、おはっ……」
裏返った声で言い終わる前に、ゆるく、抱き寄せられた。
「何、考えてたの?」
「……え?」
「泣きそうな顔、してた」
ドクンっ——!