カボチャの馬車は、途中下車不可!?
「っや……言う、言うからぁ……も、許し……っ」
「降参?」
めくれ上がったTシャツと、ずり落ちそうなズボンを両手で押さえながらっていう、情けなさ満点の半裸姿で、息も絶え絶えに頷き。
私は白旗を上げた。
敏感になった身体を濃厚な愛撫で攻め立てられて、その強烈な刺激に、3分どころか、1分と持ちこたえられなかったのだ。
「それで?」
埋めていた顔を上げたライアンが、ニヤニヤしながら促した。
どうしよう、なんて言えば——
「テンカウント以内に答えないと、ここに押し倒すよ。ten、nine、eight……」
うぅ。忘れてたけど、やっぱり悪魔だ……この男。
今にも崩れ落ちそうな足を恨めしく見下ろしながら、ため息をつき。
容赦なく続くカウントを遮るべく、しぶしぶ口を開いた。
「昨夜の、こと……」
「うん?」
「ライアンは、つつ、つまらなくなかったかなって……ちゃんと、満足……できたのかなって考えちゃって。い、いっぱい……女の人、知ってるんでしょ? 私は、ひひひさし、ぶり……だったから……」
ぎゅうっとこぶしを口に当てて、揺れそうになる声を押さえながら、なんとか言い終える。
「…………」