カボチャの馬車は、途中下車不可!?
「ああ、あのっ……」
動転する私を組み敷いて、「煽ったのは飛鳥だからね。責任とってもらうよ」などと嘯く。
「な、にそ——」
ぐっと、言葉を飲み込んだ。腰にあたる硬いものに気づいたから。
顔が自然と赤らんでいく。
なな、なんでこんなことになってるわけ!?
私、何かそれっぽいこと言った?
「さっ……さっきの会話からのつながりが、全くわからないんだけどっ」
羞恥心を紛らわせるように頬を膨らませると。
くつくつ、ライアンが笑いをかみ殺しながら、私の首筋へ顔を埋めた。
「じゃあ教えてあげるよ。それにはちょっと、時間が必要だけどね——」
「ちょ、待……っ……ぁ」
こんな朝っぱらから、とか、
朝ごはん作りかけなのに、とか。
言い訳は一つも口にさせてもらえず。
結局、私はしっかりと。
“責任”をとらされてしまったのだった……。
◇◇◇◇
「うわっ……海だぁ……」
ベタな感想しか漏らせない自分に歯噛みしつつも、それ以外口にできなくて。
眼前に広がるその景色に、ひたすら魅入った。