カボチャの馬車は、途中下車不可!?

「おはよー……」


週明け、月曜日の営業部。
あくびをかみ殺しながら入ってきた私へ。

「あれあれぇ……珍し〜飛鳥さんが朝っぱらからあくびなんて。寝不足ですかぁ?」

にやにやって、意味ありげにラムちゃんが目線を飛ばしてきて、ギクリとした。

「え? あ、えーとやっぱり月曜はね、あはは……」

笑って誤魔化しながら、自分の席へ逃げ込んだ。


やっぱりもう少し眠っておいた方がよかったかも。
でも彼、なかなか寝かせてくれなくて……って、朝っぱらから何考えてんのよ私!

週末のあれやこれやをリアルに思い出してしまった自分に赤面して、パーテーションの陰で頭を抱えた。

仕事とプライベートの線引きは、社会人の常識!
新入社員じゃあるまいし、しっかりしなきゃっ。


まぁ昨日——日曜日は……
昼間も忙しかったから、疲れちゃったせいもあるんだけど。


郵便物をチェックしていた手を止め、吐息をついた。
< 397 / 554 >

この作品をシェア

pagetop