カボチャの馬車は、途中下車不可!?
警察の人、なんて言ってたっけ……
ええと……
そう、『一緒に飲んでたバイト仲間』!
病院ですれ違っただけだけど、確かだと思う。彼だ。
偶然なの?
気のせい?
言い聞かせようとしても、どうもうまくいかない。
——今度こそ、逃げられないように……
禍々しく蘇る、彼のセリフ。
まさか……主語は、私じゃないの?
私が、逃げられないように……
ゾクリと、得体のしれない恐怖が背筋を這う。
一体、何がどうなってるの?
彼らは、何者?
どくんどくんどくん……
酸素が妙に薄く感じて。
私はパクパクと口を開けて、浅く喘いだ。