カボチャの馬車は、途中下車不可!?
キキーーーー!!!
けたたましい音とともに、目の前に車が飛び出して。
とっさに避けた私は、バランスを崩してアスファルトに転がった。
「イタッ……」
膝をしたたか打ち付けて、うめきながら顔を上げると。
いったん通り過ぎて停車した車が、ギュッとバックするのが映った。
方向を変え。
嘘、でしょ……
こっちにくる!?
まさか。
轢く気なの!?
嘘。嘘。
冗談、キツすぎでしょ……
これ、どこの国よ?
ふらつきながら起き上がると、がくがく砕けそうになる膝に力を込めて、必死で走った。
全身が、心臓になったみたいだ。
今にも皮膚を突き破って、爆発しそう——
何が、どうなってるの?
一体、なんでこんな……
私が、なんで……
ねえ、誰か教えて!