一匹狼くん、拾いました。



「お前らいつの間に仲良くなってんのー?」





結賀達が屋上に入ってくる。





「……別に仲良くなってない」



廉がからかい半分に言うと、ミカは冷たい言葉で返した。



「相変わらずつれねぇなー。




ミカ、今日倉庫くるか?」




結賀がミカの隣に歩み寄り、聞く。



「……まぁ行ってもいい。


仁、今日家泊めて」




マジか。


「了解」



俺はミカに笑いかけた。


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