一匹狼くん、拾いました。





「「「お疲れ様でーす」」」




学校を抜け出し、ミカを連れて倉庫に行くと、そこには既に下っ端が数人いた。






「……無駄に騒がしくて嫌だ」



下っ端達の挨拶の声を聞いて、ミカは顔をしかめる。



「ククッ、そのうち慣れるだろ」


俺は愚痴をこぼすミカを見て、笑いながら言う。





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