BLUE GIRL
「おまえ、あいつになにかされたりしてないよね?」
「なにかって?」
「おまえが嫌がることとか…?」
「Ryoがそれを言う?この間、私にキスしようとしたアンタが?」
気まずそうに目を逸らしたRyoを鼻で笑い、運ばれてきた焼き鳥に手を伸ばす。
この追求、いつまで続くのだろうか。
「ほら、温かいうちに食べて」
「…この間は悪かったな」
「いいよ。私たちの仲じゃん」
ビールを注いであげる。
例えどんなに嫌なことをされても私はRyoのことを嫌いになれないし、どんな時も優先ずべき唯一の相手だ。
「今日は僕の奢りで」
「最初からそのつもりだけど。主食食べたいな」
週刊誌を閉じ、メニューを開く。
「悪い、携帯貸して!調べたいことがあるんだけど、バッテリーあと少しで」
「どうぞ」
メニューから視線を外さずに携帯を差し出す。
久々に焼きおにぎりもいいなあ。