BLUE GIRL

立ち去ったユウを見送り、


机の上に置かれた手紙を手に取る。


ユウがそうしていたように丁寧かつ慎重に扱う。



「大切なものだよね」



封筒から手紙を取り出す。



他人宛の手紙を読むことへの後ろめたさがあるが、

ユウが許可したのなら盗み見ではないから平気かな。



なにか大切なことが書かれているのだろうか。




便箋を広げると、青空をイメージした装飾が施され、立体的な雲が描かれていた。
眩しいほどの太陽も。




ーーそして。


すぐに気付くことになる。




見覚えのある筆跡を。



丸い自体に、特徴的ではあるけれど
読みやすい文字。





心拍数が上がり、瞬きも忘れて


夢中で手紙の文字を追った。





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