♥バレンタインの奇跡♥
「そっ、そろそろ仕事再開しようかな!もう少しで終わるし!頑張ろー!」

結人くんの視線と距離感にたえられなくなった私は遂に逃げ出してしまった。

だって、恥ずかしすぎて…。


すると…

「彩乃さん」

…えっ!


!?!?!?


何何何!?


歩き出そうとする私を、結人くんがストップする。


こ、この体勢は一体…。



なぜか今私は、結人くんに壁ドンされる形になっている。

え…何?

なんなの?

何か喋ろうとするも、全然声が出ない。

口がパクパクなってる。



……………。



じっと見つめ合う形になる私と結人くん。


そして…

結人くんの顔が、ゆっくりと近付いてくる。


!!!


嘘、キスされる…?


待って…まだ心の準備が…!

心臓がバクバク暴れて、どうしたらいいのかわからない。

倒れそう…。

もう、ダメだ…!


覚悟を決め、私はぎゅっと目をつむった。
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