あなたと私と嘘と愛

だけどこれも重要な証拠だ。
大事に保管して、もしも私の携帯が壊れたり壊されたりした時の為に真由の携帯の方にも送られてきたメッセージを全て転送し保管して貰っている。

念には念を。

「なんか真由にまでこんな危ないことに付き合わせちゃってごめんね」

内心申し訳なさでいっぱいだ。

「いいのいいの。だって親友の一大事でしょ。私にできることなら何でも言って?あんな変態野郎は1日も早く捕まるべきよ。改心させなきゃね」

真由のやる気はすごい。
むしろ坂井さんのヤバさを楽しんでるようにも見えるから強者だ。

だけど坂井さんだって負けてない。
いや、もう諦めて欲しい。だけど彼からのラインはひっきりなしに続く。

そして昼に学校が終わり、うーちゃんの迎えの車を待っていると何処からともなく突然目の前に坂井さんが現れた。

「やぁ、亜香里」

ビックリしすぎて声が出なかった。

「やっと会えた。この瞬間を待ってたんだよ」

一瞬で恐怖が込み上げる。
まるでホラーだ。
まったく近付いてくる気配を感じなかった。

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