月夜の砂漠に紅葉ひとひら~出会ったのは砂漠の国の王子様~
「もういいよ、光清。」
私は、持っている本を光清に返した。
「光清の言うとおり、私はこの世界に行かない方がいいのかもね。よし!とりあえず旅行が終わるまで、私、寝ないように頑張る。」
振り切ったかのように見せかけて、次の目的地の準備をした。
着いた場所は金閣寺。
さすが京都観光。
これぞザ・京都って言う場所を回る。
「はい、紅葉。」
光清が缶コーヒーをくれた。
「えっ!どこで買ったの?」
「あそこ。」
指差したのは、近くにある自販機。
「眠気覚まし。」
そう言って、ぐびぐびっと飲み始める。
自由過ぎるよ、光清。
だけど眠気には勝てない。
私も一緒に、缶コーヒーを飲み始めた。
「あっ、美味しい。」
「だろう?俺、ここの缶コーヒー、好きなんだよ。」
光清が屈託のない笑顔を見せてくれる。
この笑顔に、どれくらいの人が、心を奪われてるんでしょうね。
私は、持っている本を光清に返した。
「光清の言うとおり、私はこの世界に行かない方がいいのかもね。よし!とりあえず旅行が終わるまで、私、寝ないように頑張る。」
振り切ったかのように見せかけて、次の目的地の準備をした。
着いた場所は金閣寺。
さすが京都観光。
これぞザ・京都って言う場所を回る。
「はい、紅葉。」
光清が缶コーヒーをくれた。
「えっ!どこで買ったの?」
「あそこ。」
指差したのは、近くにある自販機。
「眠気覚まし。」
そう言って、ぐびぐびっと飲み始める。
自由過ぎるよ、光清。
だけど眠気には勝てない。
私も一緒に、缶コーヒーを飲み始めた。
「あっ、美味しい。」
「だろう?俺、ここの缶コーヒー、好きなんだよ。」
光清が屈託のない笑顔を見せてくれる。
この笑顔に、どれくらいの人が、心を奪われてるんでしょうね。