月夜の砂漠に紅葉ひとひら~出会ったのは砂漠の国の王子様~
ハーキムさんは、私の話にボーッとしている。
「クレハ……君は一体何者なんだ?」
どこかで聞いたような質問。
「さっき同じ質問、ラナーさんにされました。」
すると、ハーキムさんは珍しく笑っている。
「だろうな。」
ククッといつまでも笑っているハーキムさんに、少しイラつく。
「笑っている場合じゃないですよ。 どうするんですか?」
我慢できなくて、ハーキムさんを問い詰めた。
「そうだな。まずはジャラール様に伝えなければならないだろう。」
「まあまあ、そうだよね。」
ありきたりな答えに、ありきたりな返事。
「しかしここで、ジャラール様にお会いできるのは、限られた側近だけ。」
「私は会えないの?」
「まず難しいだろう。」
あっさり否定。
「ラナーは?」
「ラナーは、ネシャート様の側近だ。ジャラール様本人に会えるわけではない。」
ガクッとくる。
どこまで厳しいだ!この宮殿!
「クレハ……君は一体何者なんだ?」
どこかで聞いたような質問。
「さっき同じ質問、ラナーさんにされました。」
すると、ハーキムさんは珍しく笑っている。
「だろうな。」
ククッといつまでも笑っているハーキムさんに、少しイラつく。
「笑っている場合じゃないですよ。 どうするんですか?」
我慢できなくて、ハーキムさんを問い詰めた。
「そうだな。まずはジャラール様に伝えなければならないだろう。」
「まあまあ、そうだよね。」
ありきたりな答えに、ありきたりな返事。
「しかしここで、ジャラール様にお会いできるのは、限られた側近だけ。」
「私は会えないの?」
「まず難しいだろう。」
あっさり否定。
「ラナーは?」
「ラナーは、ネシャート様の側近だ。ジャラール様本人に会えるわけではない。」
ガクッとくる。
どこまで厳しいだ!この宮殿!