月夜の砂漠に紅葉ひとひら~出会ったのは砂漠の国の王子様~
「そうか……クレハを新しい主人に迎えたのだな。」
そう言うと、ジャラールさんはペンダントを、私に差し出した。
「い、いらない。」
「いや。これはクレハが持つべきモノだ。」
でも私は、首を横に振る。
「クレハ。聞いてくれ。」
私はそれにも、首を横に振る。
「このペンダントは、持ち物と一心同体。持った覚えもないのに、勝手についてくるモノなのだ。」
「えっ?」
私はペンダントについている宝石を、そっと見つめる。
妖しく光る碧色。
何だか勝手についてくると言われても、納得するかもしれない。
「母達一族は、この宝石に守られていた。長は、代が代わるとこの宝石を取りに行き、認められ宝石が勝手についてくるようになって初めて"長"だと認められたのだ。」
「そんな!この石が?」
「逆に宝石に認められない"長"は、その椅子から引きずり降ろされた。」
人の一生も決めてしまう宝石が、今、目の前にあるなんて!!
そう言うと、ジャラールさんはペンダントを、私に差し出した。
「い、いらない。」
「いや。これはクレハが持つべきモノだ。」
でも私は、首を横に振る。
「クレハ。聞いてくれ。」
私はそれにも、首を横に振る。
「このペンダントは、持ち物と一心同体。持った覚えもないのに、勝手についてくるモノなのだ。」
「えっ?」
私はペンダントについている宝石を、そっと見つめる。
妖しく光る碧色。
何だか勝手についてくると言われても、納得するかもしれない。
「母達一族は、この宝石に守られていた。長は、代が代わるとこの宝石を取りに行き、認められ宝石が勝手についてくるようになって初めて"長"だと認められたのだ。」
「そんな!この石が?」
「逆に宝石に認められない"長"は、その椅子から引きずり降ろされた。」
人の一生も決めてしまう宝石が、今、目の前にあるなんて!!