月夜の砂漠に紅葉ひとひら~出会ったのは砂漠の国の王子様~
聞いた事のある声に、少しだけ振り向く。
「ジャラ……」
名前を呼ぼうとして、また口を塞がれた。
「どうして……寝てたはずじゃ……」
「クレハ。それ以上言うと、今度は唇でその口を塞ぐぞ。」
ジャラールさんにキスされたんじゃ、敵わない。
大人しく黙っている事にした。
扉の前にいるラナーは、護衛の人にあっさり通され、あの大きな扉へ入って行く。
「クレハはここで待っていろ。」
「あっ、ジャラールさん!!」
振り向いたその姿は、マンガに出てきそうな程のカッコよさ。
思わずよろめく。
「クレハ?」
「あっ、いやいや。私も一緒に行っていい?」
「ダメだ。」
ジャラールさんは、即答すると背中を向けた。
「おっと!」
必死にジャラールさんの腕を掴む。
「私、ラナーに部屋の鍵借りに来たんだよね。」
へへへと笑って見せたけど、ジャラールさんの表情は変わらない。
「ジャラ……」
名前を呼ぼうとして、また口を塞がれた。
「どうして……寝てたはずじゃ……」
「クレハ。それ以上言うと、今度は唇でその口を塞ぐぞ。」
ジャラールさんにキスされたんじゃ、敵わない。
大人しく黙っている事にした。
扉の前にいるラナーは、護衛の人にあっさり通され、あの大きな扉へ入って行く。
「クレハはここで待っていろ。」
「あっ、ジャラールさん!!」
振り向いたその姿は、マンガに出てきそうな程のカッコよさ。
思わずよろめく。
「クレハ?」
「あっ、いやいや。私も一緒に行っていい?」
「ダメだ。」
ジャラールさんは、即答すると背中を向けた。
「おっと!」
必死にジャラールさんの腕を掴む。
「私、ラナーに部屋の鍵借りに来たんだよね。」
へへへと笑って見せたけど、ジャラールさんの表情は変わらない。