いつか、眠るまで
翌日、昨日のことを思い出しながらスキップして学校に行った。
まだ喜ぶのは早い。
それはわかってる。
けど、今までのと比べると、空気のように気持ちが軽くなった気がした。
でも、現実はそんな私とは反対にざわついていた。
なんだろう。
今日は、やけにチラチラと見る目が多い。
そんな中から聞こえた言葉。
「ねぇ、あの子だよね?」
「うん、間違いないよ。」
すみません、全く話がわかんないんですけど。
しかし、その次の言葉で、何が起こっているのかだいたい予想することができた。