いつか、眠るまで
目を開けると、見慣れた白い天井があった。
横から楠木くんの顔が見える。
「あ、やっと目覚ました〜。
大丈夫?花園っち。」
ここがどこなのかは、すぐに理解した。
「うん、大丈夫。舞は?」
「今日は、用事があるの思い出したって。」
「そっか。」
特に話すこともないので、なんとなく気まずい雰囲気になる。
とりあえず、この白い天井を目に映したくなかったので左の方へ寝返りをうった。
右は、楠木くんいるし。