隠れ蓑〜偽り恋人・真実の愛〜

そう言って苦笑いを浮かべると、真美ちゃんが急に怒り始めた。





「何言ってるんですか!!先輩、ちょーーーカッコ良かったですっ!!!私、先輩の事惚れ直しちゃいましたもん。あんな女に優しく微笑んで凄すぎます!!先輩、もう天使ですよっ!それよりあの〝glitter〟の代表の柿本様?凄い性格悪くないですか?!しかも津川さんの事、先輩の前で何度も名前で呼んで〝私と圭は特別な関係です〜〟みたいなアピールしてきて本当ウザい。私だったら絶対あの女に〝私が彼女だ〟って宣言してやったのに〜〜っ!でも、、津川さんには少し幻滅しました。先輩がいるのに、あんな女と関係があるなんて正直ガッカリですっ、、!」

「真美ちゃん、落ち着いて?津川さんはそんな人じゃないよ。ほ、ほらっ!津川さんは誰にでも優しいから、、ね?私にも真美ちゃんにも。誰にでも分け隔てなく接する事ができる津川さんは本当に凄いと思う。それに心変わりだってあるよ、、。心内はその人にしか分からないから。もしそうなっても私に彼を責める権利なんてないもの。」

「はーー!?先輩にその権利がないなんて可笑しいじゃないですかっ!!!!津川さんは独占欲丸出しなのに自分は縛られたくないってどんだけ自分勝手なんですか!!」



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