隠れ蓑〜偽り恋人・真実の愛〜


興奮してロビーで声を上げる真美ちゃんを、周りを気にしながら慌ててなだめる。



「真美ちゃんっ、、!業務中だよ?!そ、そうだっ!!真美ちゃんはお昼まだだったよね?!気づかなくてごめんねっ?お昼休憩に行っておいで。今なら比較的に人も疎らだよ。」



そう言って今度は真美ちゃんの背中を強めに押して受付から追い出す。



「、、、分かりました。お昼休憩貰います。」





納得のいっていない顔をしていたが、真美ちゃんはおとなしく受付を離れて行った。






「ふぅ。なんか疲れたなぁ〜、、、。」



1人になって溢れた本音。








「〝glitter〟の代表ってちょっとイメージ違ったかも〜。あのブランド大好きだけど。」

「分かる〜。」



あちらこちらで聞こえる心無い声。

悪者にならなきゃいけないのは私なのに、柿本様の印象が悪くなってしまった。




今日の出来事で早く相手を探さなければという思いが強くなった。



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