隠れ蓑〜偽り恋人・真実の愛〜
降ろされたのはベットの上。
「圭君、、?ご飯は、、、?」
恐る恐るそう尋ねると、盛大な溜息。
「それ、、完全に無自覚、、、?折角やめてあげたのに、そんな顔されて我慢出来るオトコなんてこの世にいないよ。」
「そんな顔って、、?」
「もういいよ。それに昼間の嫌な事も思いだしたしね?、、手加減なんてできないから。」
ようやく目があった彼は、目を細める。
その仕草が男性だというのにどこか妖艶でその色気に当てられて、見つめ返す事しかできない。
徐々に身体が熱を持ち、彼が欲しいと震える。
「、、ねぇ、、その顔、本当に俺をどうしたいの、、、?」
きっと貴方が好きだって顔してる。
でも、そんな事言えない。