隠れ蓑〜偽り恋人・真実の愛〜
「信じられないって?でも俺は正真正銘の男だよ。ちなみにいつもの格好は俺の趣味だからゲイでもバイでもない。普通に女の子が好き。勿論、圭はこの事は知ってるよ?圭とプライベートでも仲いいのは幼馴染だから。」
あの綺麗で美しいと有名な〝glitter〟の代表兼デザイナーが男性だったと知ったロビーにいた社員は騒然としている。
「っ、、ちょっと待って下さいっ、、!津川さんの幼馴染ならが存知ですよね?!先輩は津川さんと付き合ってるって。それなのにこんな堂々と、、。」
「うん。圭の事ならなんでも知ってるよ?2人が〝ホンモノの恋人〟同士じゃないって事。」
まさかの爆弾発言にロビーは一気にザワザワと騒がしくなって痛いくらい視線を感じる。
「っ、、、、!光さんっ、、!!!!」
声を上げた私にゆっくり近づき耳元で私にしか聞こえない小さな声で囁いた。
「何?、、もういいでしょ?遠慮なんかしないって言ったし。鬼の居ぬ間ってヤツだけど、どんな卑怯な手を使っても圭から本気で奪いにいくからね。」