隠れ蓑〜偽り恋人・真実の愛〜
「冗談、、?晶帆は俺が冗談でこんな面前で告白してると思ってるのか、、、?」
「そうですよ!!!だって津川さんはっ、、!いつだって私にだけ素を見せてくれたこと無かったじゃないですかっ!?たまにフラっと部屋に来て、、目が覚めたらいつも部屋にはいなくてっ!!三年も偽りだとしても恋人として過ごしてたのに部屋に入れてもらったのは最後に会った日のたった一回でっ!!それにっ、、出張も人事部への昇進も、、聞かされてなくて、、結局いつも私だけ何も知らないんですっ、、、!」
一気に言葉を吐き出した為、過呼吸のように肩で息をしながら酸素を必死で身体に取り入れる。
押しつぶされそうな胸を押さえて、最後の言葉を絞り出す。
「、、貴方を、、、長い間利用して、、出会いの機会を奪ってしまった事は、、謝ります。ですから、、、っだから、、もう解放して、、、?許して、、圭くん、、、お願いだから、、、私を、、解放して、、。」
そういい終わると、私の想いが通じたのか握り締めていた左手首が解放された。
と同時に低く呟いた彼。