隠れ蓑〜偽り恋人・真実の愛〜
勘違いだとしても、抑え切れていない嫉妬に塗れた彼を目にして、涙が出るほど嬉しいと思ってしまう。
彼の首に手を伸ばして強引に彼を引き寄せる。
そして耳元で小さく呟いた。
「、、最後に私の素肌に触れたのは圭くんだけだよ、、、。キスは、、一度だけ、、光さんと。でもその先は、、圭くんだけ。その証拠に、、足首のネックレスに光さんは気づいてなかったよ、、、?、、、それでも信じられないなら、、早く確かめて、、?私を圭くんでいっぱいにして、、、。」
「っ、、、晶穂っ、、!!」
それから2人はキツく抱きしめ合って、幾度となく重なり合った。
誰も入り込めないほど隙間なく。
部屋に響くのは、お互いの名前を呼びあう掠れた声と激しい息遣いだけ。
果てても、果てても、抱きしめられ、揺さぶられて、身体が動かなくなっても、彼は私を求めて続けた。
そしてまた、、私も彼の名前を呼び続けた。
声が枯れ果てても、、、、。