突然ですが、オオカミ御曹司と政略結婚いたします
「ふ、触れたら絶対に許さないから!」

 半ばやけくそな気持ちで叫んだ。呼吸を整え、彼を睨み付ける。

「そういうのはもう少し成長してから言え、ちんちくりん」

 馬鹿にして……! この最低男、いつか絶対に訴えてやるんだから。

 奥歯をぐっと噛み締めてから、私は残りのご飯を勇ましく頬張った。
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