禁断の恋、する?
温かいご飯って、こんなにおいしかったんだ。
「ごちそうさまでした」
使った食器を流し台まで運んで、ふとリビングに掛かっている時計を見ると7時を過ぎていた。
あんまり遅くまでいたら迷惑だよね、お父さんも帰ってくるだろうし……。
「そろそろ失礼します……」
「あら、もう帰っちゃうの? もっとゆっくりしていけばいいのに」
「いえ、志保ちゃんの勉強の邪魔しちゃっても悪いですし……」
おばさんは「そう? わかったわ、また来てね」とにっこり笑うと、ソファに座ってスマホを弄っていた悠斗に「ちょっと、悠斗!」と声を掛けた。
「ん、なに?」
「憂ちゃん帰るから家まで送っていってあげて」