禁断の恋、する?
「え、そんな……! 大丈夫です」
家まで近いし、ていうかひとりで帰れるし。
送ってもらうとかそんな、申し訳ない。
「わかった。憂、行くぞ」
「え、大丈夫だよ……! すぐそこだし」
「すぐそこだって危ないわよ、女の子なんだから」
おばさんがそう言うと座って参考書を読んでいた志保ちゃんも顔を上げて「そうだよ、憂ちゃんかわいいんだしさ」と訳のわからないことを言いはじめて……。
いやいやいや、そういうの姫花のキャラでしょ。
でも、まあ……せっかく言ってくれてるんだしお言葉に甘えて送ってもらうことにするか。少しの距離だし。