憧れの彼と、イイ仲になりたいんです!
夜空には、赤や青や緑の花がぱぁっと開いて消えていく。
その花の周りでは、小さな花火が添えられるように打ち上がり、まるで一つの花束のようにも見えてきて……。
「綺麗……」
漏らすような声を発すると、うん…と隣で声がした。
振り返ると坂巻さんが空を見ていて、その横顔を見ると胸の中が軋んだ。
こんな風に二人で観に来れて良かった。
最初で最後でも、いい思い出だ。
(坂巻さん…ありがとう…)
声に出さず、胸の中でお礼を言った。
その瞬間、彼に対する気持ちが溢れ出しそうになったけど、それはやはり口には出来ない…ときゅっと唇を噛み締めた……。
花火が終わり、周囲の観客達が立ち上がる中、坂巻さんは私の方へ向き直った。
ドキッと心臓が跳ね上がり、思わず顔が引きつってしまう。
だけど、彼はそんな私を見て微笑み、「帰ろうか」と優しい声で囁いた。
「明日も仕事だしさ。疲れてもいけないだろ」
彼は先に立ち上がり、伸びてくる手に助けられて自分も膝を伸ばし、ブロックの上に着いたお尻をポンポンと軽く叩いた。
その花の周りでは、小さな花火が添えられるように打ち上がり、まるで一つの花束のようにも見えてきて……。
「綺麗……」
漏らすような声を発すると、うん…と隣で声がした。
振り返ると坂巻さんが空を見ていて、その横顔を見ると胸の中が軋んだ。
こんな風に二人で観に来れて良かった。
最初で最後でも、いい思い出だ。
(坂巻さん…ありがとう…)
声に出さず、胸の中でお礼を言った。
その瞬間、彼に対する気持ちが溢れ出しそうになったけど、それはやはり口には出来ない…ときゅっと唇を噛み締めた……。
花火が終わり、周囲の観客達が立ち上がる中、坂巻さんは私の方へ向き直った。
ドキッと心臓が跳ね上がり、思わず顔が引きつってしまう。
だけど、彼はそんな私を見て微笑み、「帰ろうか」と優しい声で囁いた。
「明日も仕事だしさ。疲れてもいけないだろ」
彼は先に立ち上がり、伸びてくる手に助けられて自分も膝を伸ばし、ブロックの上に着いたお尻をポンポンと軽く叩いた。